土中の環境を整えること。古来より存在する土木技術は、いかにして環境を守ってきたのか。その技術は現代を生きる我々にどのように語りかけてくるのか。造園から環境を考える一冊。
[目次]第1章 土中環境とは
(土中環境への目覚め;森林の状態と土中環境の相関性 ほか)
第2章 大地の通気浸透水脈
(地形と大地の通気浸透水脈について;健康な河川の仕組みとその崩壊とは?貯水ダムとシルトの流亡プロセス ほか)
第3章 暮らしを支える海・川・森の循環
(信仰に守られてきた大地の水循環 弘法大師の足跡から;「川のいのち」というもの?アイヌの暮らしと北海道の河川 ほか)
第4章 安全で豊かな環境を持続させてきた先人の智慧と技
(過去の土木造作の技と智慧を見直す意味;土砂崩壊を土中環境から考える ほか)
第5章 土中環境改善の実例5例
(太夫浜 海辺の森、海岸松林の環境改善(新潟・北区)
吉野山 太閤花見塚の環境再生(奈良・吉野町) ほか)
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: 建築資料研究社 (2020/6/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 4863587007
ISBN-13: 978-4863587007
発売日: 2020/6/19
梱包サイズ: 21 x 15.1 x 2.3 cm
高田宏臣株式会社高田造園設計事務所代表、NPO法人地球守代表理事。
1969年千葉生まれ。東京農工大学農学部林学科卒業。
1997年独立。2003 - 2005年日本庭園研究会幹事。
2007年株式会社高田造園設計事務所設立。
2014 - 2019年NPO法人ダーチャサポート理事。
2016年 - NPO法人地球守代表理事。
国内外で造園・土木設計施工、環境再生に従事。土中環境の健全化、水と空気の健全な循環の視点から、住宅地、里山、奥山、保安林などの環境改善と再生の手法を提案、指導。大地の通気浸透性に配慮した伝統的な暮らしの知恵や土木造作の意義を広めている。行政やさまざまな民間団体の依頼で環境調査や再生計画の提案、実証、講座開催および技術指導にあたる。
高田造園設計事務所
(ホームページより)
家と庭、それは家族みんなが日々の時間を共有する暮らしの場であり、日々接する環境となります。
子供たちは日々の環境の中で成長し、その心の中に大切な家族との暮らしの風景を刻みこんでいきます。
美しい心の原風景は、人や自然を慈しむ優しい心を育てます。
豊かな心の原風景を、子供たちに刻んでもらいたい、そしてそこに住まれる家族にとって癒しとなり、四季を通して様々な表情を見せてくれる庭の木々から日々活力を得ていただける、そんな庭つくりをずっと目指しつつ、これまで庭を作り続けてきました。
自然と共にあった古き良き日本。いつの間にか私たちの暮らしの中から身近な自然が遠ざかって久しく、家や街の中から木々の恩恵を肌身で感じる機会もますます少なくなってきました。
子供の頃、野山で虫を追いかけ小川でドジョウやザリガニを捕まえたあの記憶の奥の風景は、40代以降の多くの大人たちの心の中に、少なからず刻まれているのではないでしょうか。
野にも田圃にも人がいて、そして子供の声が虫の音や木々のざわめきと共に野山に響いていたあの頃の記憶・・・。いつの間にかそんな光景は過去の記憶となりました。
人は美しく優しい自然環境の中でこそ、本当の意味で健全で豊かな心が育まれるものではないでしょうか。
私たちは、そこに住まれる家族に愛され続ける庭、そして家族を見守りながら共に成長していく暮らしの環境としての庭を、これからも作り続けていきます。
・高田造園設計事務所
http://www.takadazouen.com/company/
・Miyake Yohei Official blog 三宅日記
<無計画なダムや乱開発で荒れ果てた日本の野山をどのように再生するのか
https://ameblo.jp/miyake-yohei/entry-12636665508.html