『農家に教わる暮らし術 買わない 捨てない 自分で作る』農文協[編]
¥1,650 税込
なんでもお金を払えば手に入る時代だからこそ読んで欲しい。ちょっとした日用品から、生ゴミコンポスト、はたまたトイレまで。時間はかかるし苦労もしますが、その分、物に地球に感謝できるもの。そして気づくのは、そんな暮らしが楽しいということ。
*版元より価格改定となりました*
なんでも自分でつくる農家のワザを集めました「これならできる」ということもあれば、「いつかできたらいいな」と思うこともあるでしょう。どこからでも、試してみてください。買う、捨てるばかりだった暮らしが、ちょっと変わるかもしれません。
「大根葉や米のとぎ汁で洗剤をつくる。化粧水はドクダミで、虫よけはミカンの皮で効果バツグン。身体がポカポカあたたまる酵素風呂。夏は涼しい土間だって自分で作れる・・・」(「はじめに」から引用)
月間「現代農業」に寄せられた農家の方々のあんなワザやこんな工夫がまとまった一家に一冊置いておきたい本。
解説身近な素材をとことん活かす! 洗剤、消臭剤、化粧水、歯磨き粉などの日用品から、石窯、五右衛門風呂、太陽熱温水器、土間、竹ハウス、エネルギーなどの住まいまで、何でも自分で作る暮らしを愉しむ農家の技が満載。
目次Part1 身近な素材で日用品づくり
大根葉の洗剤、ユズのタネ化粧水、庭木の枝で炭焼き、ミカン皮の煮汁で虫よけなど、使ってよさを納得。だから、またつくってしまう。農家のおすすめのもの、集めました。
= お掃除 =
1 台所・食器・衣類の汚れを落とす(洗剤・石けん)
2 いやなニオイを消す(消臭剤)
3 道具・設備のお手入れ(サビ止め、研磨剤)
= からだのケア =
1 入浴する(入浴剤)
2 頭・髪のお手入れ(シャンプー、育毛剤)
3 お肌の手入れ(化粧水)
4 歯をみがく(歯みがき粉)
= 庭でリサイクル =
1 「生ゴミ」を堆肥にする(段ボール箱コンポストなど)
2 落ち葉を処理する(上手な集め方、腐葉土づくり)
3 庭木の枝で炭焼き/柿渋づくり
4 虫よけ・動物よけ(ハエ・ゴキブリからカラスまで)
Part2 自然の力がはたらく住まいづくり
パンやごはんに混ざる炭の香り、パチパチ薪がはぜる音、搾りたてのヤギ乳の温もり…。つくる楽しみ、使ううれしさも広がる家族や仲間といっしょにつくる住まい。
= 火・水・土を感じて住まう =
1 「火所」をつくる(石窯・かまど・囲炉裏など)
2 暖を採る(薪ストーブ・オンドルなど)
3 風呂をつくる(五右衛門・酵素風呂など)
4 温水をつくる、水を浄化する(温水器・浄水器など)
5 トイレをつくる(バイオトイレ・野良トイレなど)
6 竹で小屋を建てる(竹ハウス・倉庫など)
7 土間(三和土)をつくる
= エネルギーを自給する =
1 燃料をつくる(廃天ぷら油のバイオディーゼル)
2 バイオガスをつくる(生ゴミ・し尿をガスに変える)
3 水の力で電気をつくる(超小型力発電)
= 家畜と暮らす?楽しみと飼い方? =
1 ニワトリ/ 2 日本ミツバチ/ 3 ヤギ
単行本:128ページ
出版社:農山漁村文化協会
発売日:2011/9/30
梱包サイズ:23.6 x 18 x 1.2 cm
農文協一般社団法人 農山漁村文化協会(のうさんぎょそんぶんかきょうかい)
自然と人間が調和する21世紀へ
近代化は、あらゆる場面で生産効率を高め便利な生活をもたらしましたが、自然と人間の関係を敵対的なものに変えてしまいました。農文協は、農と食・健康・教育を軸心として「いのちの流れ」を呼びおこし、都市と農村の関係を変え、自然と人間の調和した社会を形成することをめざして、総合的活動を展開する文化団体です。