パレスチナオリーブ|EXヴァージンオリーブオイル|500cc
¥3,456 税込
良い油を、魂の入った油を適量、摂りましょう。
なおかつ、パレスチナを応援しましょう!!
≪今シーズン(2024年度)出荷のオリーブオイルについて≫
ヨルダン川西岸地区コフル・カドゥーム村産「ナバーリ種」の
オリーブオイルです(瓶詰め・出荷は「ガリラヤのシンディアナ」)
口当たりは滑らかで繊細な辛味と苦味があり、ハーブ、グリーン アーモ
ンド、バナナの香りがします
*現地やヨーロッパの有機認証を受けていますが、日本でラベルに有機
表示するための 認証は取っていません(コストがかかるため)
ナバーリ種:パレスチナ地域原産で、数千年前からの原種に近い品種
※新キャップ(中栓が飛び出す)になっています。2、3枚目の写真をご参考ください。
愛情込めて丁寧に育てられているから味・香り豊かな「ガリラヤのシンディアナ」のエクストラヴァージン・オリーブオイルは、農薬も化学肥料も使っていない畑の地元種のオリーブだけを一粒一粒手摘みしています。手作業なのは、大事に育てたオリーブを傷つけないためです。
畑によって育てている品種も味わいも違うため、畑・品種ごとに収穫されたオリーブはすぐ工場に運ばれ、低温圧搾でオイルになり別々のタンクで保存されています。バルネア種、ピクアル種、コラティーナ種などのオリーブオイルを、シーズンごとに配合を考えてオリジナルブレンドを作っています。
搾りかすは燃料やたい肥にリサイクルされます。オイルの圧搾後も一切の混ぜ物をしていません。また、オリーブを搾るとオリーブの成分(タンパク質)が白く見えるので、透明感を出すためにフィルターでろ過するのが一般的ですが、「シンディアナ」では風味と微量成分などの栄養を残すために、フィルターを使わず(ノンフィルター)、細かい搾りかすが沈澱するまで数カ月間タンクで休ませてから出荷しています。
OLIVE JAPAN2020 国際オリーブオイルコンテストで金賞を受賞しました!
【品名】食用オリーブオイル
【原材料名】食用オリーブオイル
【内容量】456g(500cc)
【保存方法】冷暗所で保存して下さい。
【原産国】イスラエル(パレスチナ地域)
【輸入者】合同会社パレスチナ・オリーブ
・冷えると脂肪分が白く固まりますが、品質に影響はありません(温めると元に戻ります)
・白っぽい濁りや黒い沈殿が生じることがありますがオリーブ成分ですので安心してご使用ください
天然果汁100%のヴァージンオリーブオイル植物油のほとんどは化学溶剤でオイルを抽出していますが、ヴァージンオリーブオイルは天然果汁100%。
特に「ガリラヤのシンディアナ」で作られているエクストラヴァージン・オリーブオイルはじっくり低温圧搾で抽出された一番搾りのオイルなので、味や香りはもちろん栄養も損なわれずに残っています。香りはまろやか。触感もサラッとしているので、パンやサラダにそのままかけるのはもちろん、パスタや炒めものにもたっぷりお使いいただけます。
背景がわかる良質な商品をお届けします。パレスチナ・オリーブでは、素材の質はもちろん
誰が、どんな状況で、どういう方法で作ったものなのか、といった製造背景をクリアにしています。だから安心。だから美味しい。だから、自信を持ってオススメできる商品ばかりです。
生産者パートナーと協力し、ともに生きる、誰もが大切にされる社会を作っていきます。
SINDYANNA OF GALILEE「ガリラヤのシンディアナ」は、 パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル)を中心に活動する生産者団体であり、高品質なオリーブオイルなどを生産し国内外に販売しています。1996年に、HPH(後述)の農業部門として発足し、その後、一つの組織として独立しました。農家がオリーブ栽培を発展させること、生産意欲と収入を高めること、女性の仕事を作ることを目的としています。2003年、IFAT(国際オルタナティブ・トレード組織連盟) へ加盟しました。
また、ナーブルス(ヨルダン川西岸地区)で作られている高品質のオリーブ石けんを海外に紹介、販売してパレスチナ自治区の産業も支援しています。
1.「ガリラヤのシンディアナ」の活動農業活動として、以下のことが中心に行われています。
・農家に対し、オリーブオイルの質を高めるための栽培・収穫・保管の技術を指導
・オリーブの買い入れと市場提供、市場開拓
(農家に地元と海外での新しい市場への途を提供し、正当かつ十分な利益を目標に販売していく)
・低価格でオリーブの苗木を配付する
・大型農業器具(荒れ地整備用など)の貸し出し
・近代的でオーガニックなオリーブ林をつくるプロジェクト
(開墾から「シンディアナ」が行っています)
2.構成メンバー・オリーブやザータル生産契約農家
・ガリラヤ地方のパレスチナ人女性たち(オリーブオイルのボトル詰めなど)
・ユダヤ人とパレスチナ人の平和活動家(運営スタッフ)
・オリーブオイル圧搾工場
その他、農業専門家、ボランティアスタッフなど複数の人たちが協力して活動が行われています。
3.効果★高品質なオリーブオイルづくりの広がり
すべての契約農家は、オリーブの質を高めるための栽培方法を採用しています。「シンディアナ」が高品質なオリーブオイルの安定的な買い入れのパートナーに なりました。「シンディアナ」のスタッフも、内外のオリーブオイルの専門家によるセミナーに参加するなど高品質のオイルをつくっていくためにさらに勉強を 続けています。
★マーケティング
「シンディアナ」の設立は、イスラエル企業に独占されている市場にパレスチナ農民のオリーブオイルを販売する道を開きました。「シンディアナ」は1997年に設立して以来、国内市場と海外市場で販売していましたが、2000年以降イスラエル市場の需要が落ち込み、海外への積極的な売り込みを始め、現在は90%以上をフェアトレードで海外に販売しています。
★女性のエンパワーメント
オリーブ倉庫で働いている女性たちは、ボトル詰めを行なうだけでなく、月に1回はミーティングを持ち、オイルや仕事の質、シンディアナの計画、問題点、達成点などを話し合い、生産過程にかかわっています。これは、女性に安定的な職を作りだすだけでなく、結婚後もアラブ・パレスチナ女性が働く事ができるのだ、ということを示す点でも意味があります。
このほか、収穫や苗木の植樹のときにユース・ボランティア(パレスチナ人、ユダヤ人、外国人)が協力したり、と複合的な活動を行い、地域に刺激を与えています。
イスラエルのパレスチナ人パレスチナの地にユダヤ教徒の国イスラエルを作ろうという、19世紀末からのシオニズム運動の結果、1948年前後には70?100万人のパレスチナ人が故郷を追われて難民となり、また約80万人のパレスチナ人がヨルダンあるいはエジプトの統治下に置かれた一方、約15万6千人のパレスチナ人がイスラエル領内にとどまりました。
イスラエル領内のパレスチナ人都市・町村は1966年まで軍政下に置かれ、多くのパレスチナ人所有地がイスラエルに接収されました。1967年には第三次中東戦争が起こり、その結果、ガザ地区とヨルダン川西岸地区への新たな占領が始まりました。現在、イスラエルのパレスチナ人は約120万人に達し、イスラエル総人口(約620万人)の2割弱を占めています。
彼らは、イスラエル国籍を持つもののユダヤ人の一段下の二級市民として扱われ、3K労働以外の仕事に就くことは難しく、経済的にも厳しい状況に置かれています。また、自らをアラブ系イスラエル人と認識するか、パレスチナ人として認識するかなどの文化やアイデンティティの問題、自治などの政治的問題等 複雑な問題を抱えています。
Palestine Oliveパレスチナ・オリーブは、パレスチナ北部のガリラヤ地方(1948年からイスラエル領)のオリーブオイルなどの食品、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)ナーブルスのオリーブ石けん、ヨルダン川西岸地区(パレスチナ自治区)イドナ村の刺繍製品を扱っています。
実際に食べて使って納得したものを輸入し、現地を訪問・交流しながら活動しています。