荒生勘四郎農場 |コシヒカリ|玄米|5kg|無農薬・無肥料栽培
¥5,500 税込
山形の荒生勘四郎農場の荒生さんのお米は、無味、そう雑味がなく身体にすっと入っていきます。おいしくて、パクパクと進んでしまうお米です。
元々、荒生さんは25歳で農業を始めるまで、化学を専門とするエンジニアとして働いていたそうです。化学に長けていらっしゃるので、田んぼを化学的に捉えながらも、
自然に寄り添った無農薬・無肥料栽培をされています。
江戸時代の農書を紐解きながら、化学的になぜ無肥料で育つのかを研究されて、農学博士となっています。
農学博士 荒生秀紀さんの無農薬・無肥料のお米を食べてみてください!!
おいしいと、うなるはずです。
コシヒカリとササニシキでは、コシヒカリの方がうまい!!という第一印象になります。
ササニシキは、毎日食べていきたい美味しさです。
コシヒカリ 5kg(玄米)
荒生さん【ショウナイズカンより抜粋】
有機栽培で育てた米には、コシヒカリやササニシキといった銘柄の別を超えた「有機栽培の米の味」があると言われる。有機栽培に携わった荒生もまず、その味を目指したところ、意外と数年で達成することができた。そして、田んぼの異常から有機栽培に疑問を抱き、有機素材のものも含めて完全に無肥料・無農薬で米作りを始めてみると、さらにまた米の味が変わったことに気づいた。
「つまりは、お米プラス肥料の味を食べていたってことですよね。私は自分が作る米に“甘いね”とか“モチモチしてるね”といった感想はいらないので、最終的には“無”というか、“素の味”みたいなものを目指しています。あまり主張する必要がない。私はそういう米を食べたいですし、人によって好みがあるとは思いますが、うちの米は結構うまいですよ」(荒生さん談)
荒生さんが仰るとおり、無農薬・無肥料のお米は素の味で本当に美味しいです!!
荒生さんのお米との出会いは、2013年に遡ります。(スタッフはるな)
当時東京に住んでいましたが、3・11後に目に見えない放射能の影響が心配になり、安全な食べ物はどこにあるのかと探している時に、出会いました。
当時、日本は農薬大国で世界で1、2位を争う農薬の量を使っていると知りました。
放射能も心配だけど、農薬も心配になっていた時に、
無農薬、しかも無肥料でお米を育てていると言うことを聞いた時に、
無肥料でお米が育つのか?
そんな疑問と、今まで慣行栽培(農薬、化学肥料、有機肥料もあり)が当たり前と思っていたので、そんなことが出来るのか?と興味津々で、荒生さんのお米のセミナーを受けました。
今まで、農業を化学で捉えてお話ししてくださる方にお会いしてこなかったので、
そのセミナーは衝撃でした。
無肥料でも、十分育つと納得出来る理論でした。
江戸時代の農書に、「中打ち8編 犬を餓死させる」とあります。
その当時、犬には実らなかった未熟のくず米を食べさせていたという歴史があって、
中打ちをすると、お米が実って、犬に食べさせせるお米がなくなったそうです。
下記、荒生さんからお聞きした内容です。
中打ち8編とは
田んぼの表層に、藻ができる。鮎とかも食べるのもこの藻で、あれだけでかくなる。
これだけカロリーがあるのですよ。
それを土に埋めることによって、分解して稲が吸える窒素に変わっていく。
それを8回。
藻が表層に溜まるのは、光が当たって、土に届いてその深さって、
せいぜい1mmか2mmなんですよ。
そこしか増えないから、撹拌することで、また下に落とされる、分解される。
また溜まる、また落とす、分解する、その速度を上げてやることによって、
肥料がなくても育つんですよ。(荒生さん談)
山形の荒生さんの田んぼにも、何回か尋ねて行きました。
荒生さんの田んぼには、たくさんの虫たちがいて、蛇の開けた穴もあり、
生き物たちの生態系ができていることが分かりました。
稲も、しっかりと大地に根っこを張って、生き生きとしていました。
自然の恵をいただくお米を是非ご堪能くださいませ。
荒生勘四郎農場 農学博士 荒生 秀紀さんが作る、無農薬・無肥料のお米です。
荒生勘四郎農場 荒生 秀紀
1975年酒田市生まれ。塩化ビニルを扱う会社を25歳で退職し、自分の体質改善のために実家の水田で米作りを始める。山形大学農学部で無農薬・無肥料による米の栽培を研究し、農学博士号を取得するなど、研究と生産を並行して続けている。