三宅商店オリジナル|手拭い|ヘンプオーガニックコットン|藍錠+煤+麻炭+ベンガラ(茜)染め|『へ』
¥5,000 税込
ヘンプ×オーガニックコットン製の手ぬぐいを、冨貴工房にて染め上げました。板締めや絞りを駆使して生み出される独創的なデザインに、天然草木染めの柔らかくも力強い雰囲気が美しく調和。使うたびに柔らかくなじんでいきます。
三宅商店の染めの師匠であり、冨貴工房の代表である冨田氏か染めあげた、手染め手ぬぐい。同じ柄は二度と出せない一点もの!ピンときたら、お早めに。
【素材】ヘンプ55%、オーガニックコットン45%
【サイズ】約90 × 32.5cm
【染め】冨貴工房(大阪)
【縫製】ビバーク(岡山)
※お使いのモニターにより、実際の色味と違って見える場合がございます。
『染めについて』
ベンガラは土から作った「顔料」。
「顔」の字のごとく、生地の表面に付着して糸を強化します。
ベンガラはもともと、木材の強度を上げたり虫を防ぐために使われてきました。
ベンガラ染めした服を着ていると土(グラウンド)に触れている感覚があります。
また、植物で染めた繊維を身につけることで、その植物の持つ薬効を体に取り入れることができ
ると言われています。
服用という言葉もここからきているそうです。
『草根木皮(漢方薬)、これ小薬。 鍼灸、これ中薬。 飲食衣服、これ大薬。 身を修め心治める、これ薬源なり。』(紀元前に署された中国の古典の一つ「書経」より)
飲食と同等の効果と言われています。
麻炭は、宮古島の太陽と月のエネルギーと、有用微生物がひしめき合った「Cosmic Hemp」を使用しています。
炭や黒焼きは、古くから様々な病気を治したり、毒出しのために使われてきました。
備長炭、竹炭、麻炭、梅干しの黒焼き、ナスの黒焼き、黒炒り玄米 etc。
炭は、顕微鏡で見ると細かい穴だらけ。
この穴がスポンジのように有害物質を吸着してくれます。
(洗ったり天日に当てると清浄な状態に戻ります)
また、電磁波を遮断したり、マイナスイオンを供給したり、静電気を除去する働きも持っています。
『SPEND SHIFTを実践する天然草木染め』
自然な素材を用いて染めあげる天然草木染めは、海や川、土壌を汚染することがないので環境負荷を軽減することができると三宅商店は考えています。また、草木染製品を生産し使用することは、大量生産・大量消費される物を減らし、より循環型の持続可能な社会を築くことにリンクしています。工場で生産される商品たちのように、均一な品質を保つことの難しい草木染め。染め上がる度に発見が生まれ、着るほどに味わい深くなる色落ちなどの経年変化も愉しむことができます。そして、染める技術を身につければ、色が薄くなってきたら何度も染め直す事も可能であり、染め直す度に発色を取り戻し新しく生まれ変わります。着る者と共に「成長する衣服」それが天然草木染めの製品です。
*ヘンプ / 麻について*
【麻】は縄文時代の昔より日本人の生活(衣食住)文化と密接に関わってきた植物です。
最近の傾向で、繊維利用を目的とし品種改良した麻のことをヘンプ(Hemp)と呼ぶようになりました。
また、成長の速度が速く、農薬や肥料を必要とせず、痩せた土地でも育つので、環境にとても優しい植物です。
その繊維、葉、花、幹、種子などは余すところがなく、建材・燃料・医療・祭事・神事などに利用され非常に親しまれていました。
かつての日本では、麻の糸でへその緒を切り、麻のようにすくすくと丈夫に育つようにとの願いを込めて麻の葉模様の産着を着せ、麻の鼻緒の下駄を履き、麻布の着物や褌を身に着けて、麻の茎入りの壁でできた家で暮らしていたのです。
縫製:ビバーク
岡山のHempShop。
茎、種、葉、花穂、根と全ての部位を利用できる、循環型社会に必要な植物がHempです。
3万種類を超える製品が作られます。
日本でも縄文時代から人々の暮らしに必要とされていました。
忙しい現代人にこそHempが必要だと感じています。
染め:冨貴工房
暮らしのあり方、自給のあり方を、実践の中で問い続ける、大阪・中津に工房を構える冨貴工房さん。執筆や出版、地域の場づくり、コミュニティづくり、天然味噌、鉄火味噌、黒炒り玄米、茜染め、麻炭染め、麻褌作りなどを行われていて、三宅商店スタッフたちも工房代表の冨田氏により草木染めや味噌作りを伝授していただきました。
取り扱い方法
・草木染め製品ははじめ色落ちしますので、他の物と分けて洗濯してください。
・合成洗剤を使わず、手洗いで陰干しをすると色が長持ちします。
・長時間日光や光熱のライト等に当てると変色する恐れがございます。
・手洗いの場合は、もみ洗いは避け、押し洗いをして形を整えて干して下さい。
・タンブラー乾燥はお避け下さい。