冨貴工房×ビバーク|ヘンプ100%ふんどし|ベンガラ(鬱金)+藍錠染め|「み」
¥6,900 税込
岡山のヘンプショップ「ビバーク」と三宅商店によるコラボふんどしを、冨貴工房の冨田氏が染め上げた、一点もののコラボレーション・アイテム。
ピンときたら、お早めに。
【サイズ】生地の大きさ92cm×25cm
【紐の長さ】全長140cm
【素材】ヘンプ100%
【生地生産国】中国
【縫製】日本
*染色 冨貴工房*
暮らしのあり方、自給のあり方を、実践の中で問い続ける、大阪・中津に工房を構える冨貴工房さん。
冨貴書房を新たに立ち上げ、執筆や出版、地域の場づくり、コミュニティづくり、塩炊き、天然味噌、鉄火味噌、黒炒り玄米、茜染め、麻炭染め、麻褌作りなど様々な活動を行われています。
三宅商店スタッフたちも工房代表の冨田氏により草木染めや味噌作りを伝授していただきました。
*冨田氏より 染めメモ*
ベンガラは土から作った「染料」というより「顔料」です。
顔料は、「顔」の字のとおり、生地の顔(=表面)に付着して、色を付けるイメージです。
ベンガラはもともと、木や繊維の表面に塗って、強度を上げたり虫を防ぐために使われた天然顔料です。
自然の繊維は、ベンガラをよく吸い込みます。
ベンガラを加える事で、糸も強くなります。
ベンガラ染めした服を着ていると土(グラウンド)に触れている感覚があります。
ヘンプで静電気を除去して、ベンガラでグラウンディング、ということで、
皮膚の養生&プロテクターとして、オールシーズンご愛用ください。
人類にとって身近な色であり、土から取れた古代色「ベンガラ」は
大地の色であり日本の暮らしを彩る色です。
*京都のベンガラ染専門店、「古色の美」がつくる手作り天然顔料*
大阪府羽曳野市にあるベンガラ染の専門店「古色の美」。
こちらでは、23色のベンガラを作っています。長年の加工技術を活かし「赤」しかなかったベンガラを燃焼温度と調合により黄、黒、緑、紫といった色彩豊かな色合いをつくりだしました。
味わい深い個性のある色を作りだすためハンドメイドにこだわります。
乳鉢で時間をかけて、すり潰しながら作る色合いは機械には無いどこか暖かく深い色になってくれるのです。
均一ではない大らかさが色にあらわれるのかもしれません。
WEB: http://www.kosyokunobi.com
*SPEND SHIFTを実践する天然草木染め*
自然な素材を用いて染めあげる天然草木染めは、海や川、土壌を汚染することがないので環境負荷を軽減することができると三宅商店は考えています。
また、草木染製品を生産し使用することは、大量生産・大量消費される物を減らし、より循環型の持続可能な社会を築くことにリンクしています。
工場で生産される商品たちのように、均一な品質を保つことの難しい草木染め。
染め上がる度に発見が生まれ、着るほどに味わい深くなる色落ちなどの経年変化も愉しむことができます。
そして、染める技術を身につければ、色が薄くなってきたら何度も染め直す事も可能であり、染め直す度に発色を取り戻し新しく生まれ変わります。
着る者と共に「成長する衣服」それが天然草木染めの製品です。
褌にはゴムが使われていないので、伸びて使えなくなることもなく、ただただ肌に馴染んでいく。何年も使えてしまうので、新作の褌が発売しても、新調する理由が見つからないと店主は言います。欲しくても。
*ヘンプ / 麻について*
【麻】は縄文時代の昔より日本人の生活(衣食住)文化と密接に関わってきた植物です。
最近の傾向で、繊維利用を目的とし品種改良した麻のことをヘンプ(Hemp)と呼ぶようになりました。また、成長の速度が速く、農薬や肥料を必要とせず、痩せた土地でも育つので、環境にとても優しい植物です。
その繊維、葉、花、幹、種子などは余すところがなく、建材・燃料・医療・祭事・神事などに利用され非常に親しまれていました。かつての日本では、麻の糸でへその緒を切り、麻のようにすくすくと丈夫に育つようにとの願いを込めて麻の葉模様の産着を着せ、麻の鼻緒の下駄を履き、麻布の着物や褌を身に着けて、麻の茎入りの壁でできた家で暮らしていたのです。また、麻の衣服が、電磁波や放射能などから私たちの体を守ってくれるとも言われていて、現在注目されています。
縫製:ビバーク
岡山のHempShop。
茎、種、葉、花穂、根と全ての部位を利用できる、循環型社会に必要な植物がHempです。
3万種類を超える製品が作られます。
日本でも縄文時代から人々の暮らしに必要とされていました。
忙しい現代人にこそHempが必要だと感じています。
取り扱い方法
・手洗いの場合は、もみ洗いは避け、押し洗いをして形を整えて干して下さい。
・タンブラー乾燥はお避け下さい。
・長時間日光や光熱のライト等に当てると変色する恐れがございます。